ノイズ対策シリーズその① AC分離
- elecgnd

- 2022年8月9日
- 読了時間: 2分
更新日:11月25日
最近はストリーミングなど無線が主流ですが、とにかくACアダプタの数が尋常ではないという方も多いかと思います。数が多く、グチャグチャになっているほど効果も大きいのでノイズ対策シリーズ第一弾としてご紹介してみます。
手法自体は極めて簡単です。
AC電源ケーブル(交流電源線)とその他のケーブルを離すだけです。
ただし、いざやってみるとなると「言うは易く行うは難し」。スペースが要りますからなるべく近づけないというぐらいのつもりでいきましょう。
汎用のACアダプタを例に取りますが、これがダメな例です。
なるべくこうしてみて下さい。
交差させる時は90度を意識します。
オーディオ機器に無関係であってもネットなどの無線機器周りでやってみてもらうと効果が得られると思います。
また、アンプやPC、モニターなどのAC電源ケーブルと信号ケーブル(ラインケーブル/スピーカーケーブル)の場合も同様の関係にありますので、くっついて並走している場合などは離してあげると良いでしょう。
・AC(交流)電源線
・DC(直流)電源線
・信号線
これらはお互いになるべく近づけないということです。
Update 2025/11/25
AC電源コードと信号線(同軸ケーブル)の場合です。
左は❌、右は○です。
狭い部分に同軸ケーブルと電源コードを這わせる場合などは高低差をつけると良いでしょう。同軸ケーブルは電話用モデムのものですが、分配器を通じてWi-Fiモデムなどとも繋がっている場合、ストリーミングオーディオなどには小さくない影響が出ます。
ちなみにシールドの電源ケーブルであればノイズを出しづらく、シールド+ツイストペアの信号ケーブルであればノイズを受けにくいと言えます。



















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