

2025年11月14日

Blog Update
Xでは当サイトの理論的支柱になっている伊藤健一氏の著作、アースシリーズから、重要と思われる提言をBot的に引用させて頂いています。
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音響/オーディオにおける「接地・アース」に特化し、起因する問題の解決法を模索、提供していきます。いわゆるアースの取り方を定式化できる”かも"しれないという予感に基づいたサイトです。
随時更新中ですが、アースに悩まれている方、興味のある方は是非とも以下の方法を試してみて頂き、感想をお寄せいただければと思っております。
概要としてはシンプルですが、アナログ機器はアナログ機器同士でシャーシ(筐体)を繋ぎ、デジタル機器はデジタル機器同士で繋ぎます。この場合のアースはあくまでもFG(フレームグラウンド)とし、信号線=SG(シグナルグラウンド)は勘定に入れないことが重要になります。
耐ノイズ性の面からは、電子機器のアースはそれぞれのシャーシのみで必要充分であり、必要なのはそれらの繋ぎ方と、繋ぐための導線なり、金属板/端子台です。
それらを用いて各機器の電位を一致させるため、アースに電気が流れないように配線を行います。
※)”接地”(大地へのアース接続)は保安の面では必要ですが、ノイズの抑制には寄与しないと思います。特に日本の100V環境では接地接続がむしろノイズ源になってしまうケースが多く、”保安のためのアース”と”信号品質のためのアース”は天秤にかけなければならない事情があると思います。
常識とは真逆のように思われますが、漏電以外でアースに電気が流れている場合、そこに電位差が発生し、いわゆる「機能アース」(電位を一致させるためのアース)に不備が生じていることを意味しています。アース電位の一致はすなわち、「アースに電気を流さない」ということになるはずです。
後述してありますが、アンバランス接続はGNDに電気が流れるからこそ、接地もしくはシャーシアースを取ると不具合を生じるという事を考慮してもらうと理解して頂く一助になるかと思います。
アナログ機器・デジタル機器が混在する場合は各々でアースをまとめ、お互いを一箇所で繋ぎます。
"〜筐体アースは「ポテンシャル(電位)を決めるアース」であって、「電流を流すアース」ではない〜"
"〜アース線には電流を流してはいけない〜"
伊藤健一 著「アース回路」より

いきなり逆説的ですが、この”切るアース”は日本のコンセント特有の片線アースです。
”必要なアース"は機器のシャーシ(筐体)です。なおアース工事で3ピンのコンセントになっている場合も、接地極は使用しませんので、アース工事は不要です。むしろコンセントの接地極は使用するとノイズを増やすことになりかねません。
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この辺りの事情を知りたい方は下記をご覧ください。
※)参照記事 コンセントのアースの是非
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使用機材のうち、2ピンの電源プラグの電源線が機器のシャーシまで来ている場合、プラグ側にフェライトコアを入れます。ここがシステムを揺らすノイズの入り口になります。
あまり重要視されていないようですがフェライトコアは使い方によっては絶縁トランスと似た効果を出すことができます。
尚、すでに絶縁トランスを使用されている方はこの手順は不要です。
詳しくはBlogの方に書いています。
※必要なもの・・フェライトコア+検電ドライバー(逆配線コンセントのチェックの為)
"日本のAC100V系の配線方法は〜片線アース方式になっている。この片線アース方式は電子機器にとっては致命的ともいえるほど耐ノイズ性を劣化させる原因なのである。特にコモンモードノイズと言われる雑音に対してはきわめてまずい接地方式なのである。"
伊藤健一 著「アースと静電気」より
システムに無線接続(Wi-Fi/Bluetooth)がある場合、無線機器は全接続を外し、無線接続を済ませた後に有線接続を行うことでノイズが電源、信号に乗る事を避けられます。
Wi-Fi,BluetoothがONになるタイミングによってはシステム全体にノイズとして乗ってきてしまいます。
こちらは電源トランスであっても守備範囲外の事案と思います。
参照 Blog
Update 2025/12/8
こちらの件は使用機器によって症状の出方が異なるようです。
特に古めのMacBook系(〜2017モデル辺りまで)などノート型PCはWi-Fi/Bluetoothのアンテナが本体のGNDに直結されており、特に無線通信の影響を受けやすい仕様になっているようです。
逆にデスクトップ型のPCでは影響なくスルーできるケースもあると思います。
表向きの仕様やスペックでは確認できない部分なので、
「(〜お使いの機器〜)の無線アンテナGND(RF GND)はシャーシGND、信号GNDと共通化されていますか?」
とサポート、もしくはChatGPTなど各種AIサービスに確認してみてください。
機器によって「部分的に分離」「高周波的には分離されているが、直流的には共通」など、あまり白黒ハッキリした答えは帰ってこないかもしれませんが、その結合具合によって無線接続状況がシステムのアースに与える影響の大きさが比例していきます。
「(高周波的にも)共通化されています」「直結されています」と言われたら、その機器のアースには無線接続で微弱な電流が流れますので、少なくともUSBなどのデジタル信号線にはフェライトコアが必須になります。▲
参照記事 USB3のノイズ対策
〜 準備 〜
◆ 必要なもの
アース線(単線より撚り線をお勧めします)
圧着端子(+絶縁キャップ)
圧着端子用ペンチ
アース端子付き電源タップ
3P→2P変換の接地アダプタ
ネジ/ナット及び一般的工具(ドライバー、ペンチなど)
アース用端子台(コネクタ)
◆なるべく必要なもの
テスター
◆あったら便利
ワイヤーストリッパー

検電ドライバー(コンセント口の極性確認に。テスターでも代用可)