3芯+シールドの電源ケーブル、Belden 19364などが代表的ですが、このタイプはアース線(緑線)とシールド線をオス側とメス側、両端で結線するとアースループになると思います。
デジタル機器に使用している分には違いが把握しづらい所があるのですが、シビアにモニター環境を構築したい方などには無視できない事案と思います。
当方も市販されていたケーブルを使用していましたが、確認してみたところ両端でシールドとアース線が結線されていましたので、外しやすいオスの方でアース線を浮かせています。
当サイトではそもそも接地をしないのでシールドを両端で繋いだ方が電磁シールドを維持できます。シールドを片側接続にした場合は静電シールドのみになります。

※シールドのドレンワイヤをネジ止めする際、ワイヤは結構細いので
多少長めに取り出して先端を二つ折りにすると
ネジ止めが安定すると思います。
恐らく第一印象は「音ヤセした」となるかもしれませんが、こちらの方が正確な音になると思います。
特にアナログ機器に使用していた場合は大きな改善をもたらすと思います。当方ではデジタル機器に使用していた分に関しては、影響は小さかった印象です。